Pink Lady RARE

このページではピンク・レディーのレア〜な特集です。
珍しい珍品?が登場しますか?ね。
「え〜レアよりミディアムがいい」って方、とっとと帰ってね(笑)
12/2AMENIC載せました

KISS IN THE  DARK12インチ盤
僕がこの 12インチ版を手にいれたのは某中古 市。最初は何かわからなかったが、(洋楽コーナーでしたので)その中に見慣れた文字。KISS・・ん・・と 思い手にとってみると確かにKISS IN THE DARKと記されてるではないかっ!!これピンクさんのだよねと思いよく見るとPINK LADYの 文字。
なんで〜と頭の中はもうゴチャゴチャ。こんなものが世の中にあったことすら知らなかったのだからしょう がない。それから現実に変える間も なく本能的に GET!!今このKISS・・・の12インチに再びはまってます。あのミュージックフェアの影響もあるかも知れませんが、この曲の良さは年々増すばかり ちょっと前まではLOVE COUNTDOWNの方が好きだったのだが、最近になってやっぱりTOP40入りしたはずだあと思い返しているのである。イン トロから軽快なテンポで繰り出すリズムは体の底から踊りだしたくなるほどPOPであり、当時のディスコサウンドのいいとこ取りの集大成のような気がしてな らない。これを延々5分半もの間流されたら失神してしまうのでは(かなりオーバーな表現だが)と思うほどの最高のノリがかなり含まれていると思う。最初か ら最後まで流れ的にも軽快で心地いいし曲の中で止まる部分がなくスーっと浄化していくようである。曲の雰囲気もふたりの放つPINKLADYの少しばかり のさわやかなお色気も含まれたいわば、あの日本での初期のイメージにも似ているような気がする。アメリカでのPINKLADYはやはり大成功だったのだと 確信させられる1曲である。普通のシングルバージョンは2分56秒この12インチは5分32秒(?)で約倍の長さである。2コーラス目が2回収録されてい るのだが、英語の発音もバッチリ、日本で歌うときとは変えたウイスパーボイスもバッチリですべてにおいてバッチリである。当時の日本では最高19位だった が、英語ということもあっただろうが、PINKLADYという意識を持たずに聴いたとき、他の洋楽アーティストにも匹敵するほどのものである。と思う。毎 日リピートして聴いているが(CD−Rに録音してるので)うちの娘も歌うんですよ。イントロがながれたらキッスインダークといって(ザが抜けてるよ〜笑) 我家の親子関係も良好にしてくれるKISS IN THE DARK12インチ版のご紹介でした。

マンデー・モナリザ・クラブ12インチ盤
・・・・・ 沈黙からのスタートですが・・・・ ん〜・・・・以前この12インチ盤を聴く機会がありまして、あのう・・・なんというか・・・・言葉にならない 程の衝撃・・・というか・・・とにかく・・・ス・・ゴ・・・イ・・・で・・・ス!みなさん、あのマンデーですよ。それが延々7分間流れたら・・どうしま す?悪いけどなんでこれが日の目を見ないのか僕には理解し兼ねます。正直いって。日本の音楽業界ってどうなってるのか、疑問に思ってしまいました。ドラム スのリードで始まる完全なるディスコミュージック。こりゃあかなりの凄さです。コアなファンの方ならご存知でしょうが、一般のピンク・レディーファンの方 々ってほとんど知らないのでは?と思いますよ。今回の復活で「ピンク・レディーに首ったけ」という本が発売されてますよねえ。その中でも紹介されてます が、話題の3番歌詞もかっこいいと思いました。シングルになった方はおいしいとこだけ残した感じですが、やっぱメインディッシュだけじゃなくまず食前酒で ほろ酔い気分になってからメインへと進みたいと思いませんか?やっぱ酔わなきゃね。乗れませんよねえ。そういう創りになってます。おごぞかに始まるマン デー12インチ、まるでライブステージが目の前にでもあるようなそんな錯覚さえ起こしてしまいます。元来ダンス好きな俺は踊ってしまいました・・得意の STEPで(笑)自然とリズムを刻んでしまうハート。全てにおいて最高傑作といえるメロディライン、バックの音・・これが大ヒットすればピンク・レディー はやっぱり凄い!アメリカ進出も凄かった、というのがお分かりいただけるであろう。単にお遊戯で一世を風靡したのではないといえるでしょう。ダンスと歌。 両方をこなすピンク・レディーは最高のエンターテイナーだと確実に認識できる1枚であることは間違いない!といえるでしょう。もっとこのマンデーに日の光 をあてて日本にはこんな凄いアーティストがいるともっと紹介してもいいのではないだろうか?僕は基本的に歌・・が好きなんです。ダンスミュージックも大好 きでこれを聴いた時からピンク・レディーの歌にスポットを当てたHPを作りたいと思ってましたので、このマンデー12インチのことを載せることでもっと アーティストPINKLADYを・・かっこいいPINKLADYを広めることが出来たらと思います。今回の復活コンサートをご覧になった方ならもうお分か りでしょうが、今回の復活を記念してこのマンデーの12インチ、是非CD化して頂たいと思います。

Seargent Pepper/WANTED
ピンク・レディーの世界進出は79年のKiss in the darkのTOP40入りに始まると思っていらっしゃる方々は多数おられると思いますが、実は77年の暮れに旧西ドイツ(現ドイツ)ほかヨーロッパ全土に おいてペッパー警部(英語タイトルSeargent Pepper)とウォンテッド(英語タイトルWANTED)の英語バージョンを発売していたのです。デビューから一貫して世界を視野に入れた活動はデ ビューから1年後確実に稼動していたのでした。この2曲は後に発売されたBLOOD NEWというリミックスアルバムに収録(CD-FILEコーナーご覧下さい)さ れていますが、オリジナルは日本語のものと同じカラオケで収録されてい ます。まず、小手調べとしての発売だったのかはわからないが、この後日本でも発売された78ベストヒットアルバムがペッパーとウォンテッドだけ英語版に差 し替えて発売されることとなる。ピンク・レディーの4年半の活動の中で以外と知られていない事実であるが、このことはかなりのキーポイントだと思う。
かつてザ・ピーナッツが恋のフーガの英語版を海外で発売(愛しのピーナッツはこち ら)したり世界各 地で海外公演を行ったこともあるが、ピンク・レディーの初期海外進出はこのあたりと似通った部分がある。その後ラスベガス公演〜世界デビューと続くが Kiss in the darkを発売するときとこのSeargent Pepperらを発売するときとの大きな違いそれは日本の楽曲をそのまま発売するのではなく、あくまでも戦略としてアメリカで通用する楽曲という視点でリ リースしたことである。この違いはかなり大きいと思う。いままでかつて海外進出を試みても日本の楽曲を英語に直して発売とかいうケースはあったが、曲作り の段階から全ての標準を世界(要するにアメリカ)にあてて緻密に計算した上で戦略として挑んだのはピンク・レディーが初めてだったのではないでしょうか? それほどの計画を立てて挑むということはそれほどまでの価値があった からに他ならないのだと思います。
  では、この 2曲について僕の聴いた率直な感想 を。
まず、Seargent Pepperだが、これは頭のサビのハモリに耳が止まる。オリジナルのバージョンはバックに強力なハモリのコーラスが効いていて二人の声はユニゾンで収録 されているが英語版にはこれがなく、そしてリミックスのものよりオリジナル(カラオケでの)の方が合成?でない分、生の良さ?!(分ります?)が伝わって くる。このパターンの日本語バージョンも聴きたいですねえ。英語の発音にしても歌唱法にしてもまだ荒削りでこの発音を英語圏の人たちが聞いて意味が分るだ ろうか?と思うがパンチのある歌は魅力的に聞こえたのではないでしょうか?歌唱力自体はデビューから1年たって確実にアップしており特にリードのケイちゃ んの声にミーちゃんの声が合わさって完璧なハーモニーを聴かせてくれることはピンク・レディーを世界的ブランドにのし上げた一番の原動力だったように思い ます。
次にWANTEDだが、ウォンテッ!のシャウトはこちら英語版のほうがずっとかっこいい!
日本語のものはカタカナのウォンテッ!であるが英語版はWANTED!になっているのである(この表現イメージとしてお分かりになりますか?)日本語のも のを吹き込んでまだ何ヶ月も経っていない時期での英語版の収録だったにも関わらず確実な進化を遂げているふたりのセンスには脱毛!あ・・・脱帽でした。 (しょうもなくてすいません・・・涙)WANTEDの方はBLOOD NEWとPINKLADYにリミックスとして収められていますね。
あのラスベガス公演でのアンコール曲としても歌われたWANTEDはピンク・レディー一連のヒット曲の中でもアナーキーでブラック的なサウンドの詰まった英語向きの曲だったように思います。このヨーロッパ進出を機に世界進出への手ご たえを感じたピンク・レディーが本格的な活動を始めたのがPINKLADY in U.S.Aに全て綴っているのです。
おしまいにこのヨーロッパでSeargent PepperとWANTEDが発売されたことで、不思議なことにず〜っと後にkeiさん(増田惠子さん)がフランスデビューを果たしていますね。何らかの 関係があるのだろう か?と勝手に推測している管理人TE2でございます

ピンク・タイフーン(12インチ盤)

ピンク・レディー最初の起死回生のチャレンジが緊急リリースしたこのヴィレッジ・ピープルのIN THE NAVYのカバー「ピンク・タイフーン」であったことはみなさんご存知のことでしょう。
コンサートでも必ず歌われる盛り上げる曲としても有名です。
 79年当時、日本ではまだ12インチ盤というのは珍しく、アメリカでもよほど・・のヒット曲でなければそう易々と12インチ盤なんてリリース出来なかっ たのです。そんな中、アメリカ進出と時を同じくして、作られたのがこのピンク・ターイフーンの12インチ盤。
もちろん原曲「IN THE NAVY」も12インチ盤は存在します。
曲自体は同じものなのですが、原曲の12インチとピンク・レディーの12インチとは少々作りが異なります。
まず、バックの音もピンク・レディーのものは原曲よりトランペットの音をはっきりと強調しています。より日本的でこれがピンク・レディーらしさ・・となっ ている気が致します。
ヴィレッジ・ピープルのものは最初、リズムのみから始まるのに対して、ピンク・レディーのものはあくまでもシングル盤のイメージを損なわず作っているとこ ろがピンク・レディーらしく仕上がっているのだと思います。シングル盤の曲にリズムのみのハーフを色々設けている。
簡単に言ってしまえば、単に長いだけ?ともとれるかも知れませんが・・。(笑)
ヴィレッジ・・・の方は単に長いだけ・・には留まらず、あくまでも別作品という印象も受けるような感じです。
このあたり、比較すると非常に面白いです。
まったくのコピーでも面白くありませんが、ピンク・レディーが歌うと全てがピンク・レディー流に仕上がってしまうところも面白い。
同じ作品といえども歌い手の違いはアレンジも含めて全く色が変わってしまうところが非常に面白く感じました。
 ただ、ひとつ言えることはまず当時の日本人歌手が12インチ盤を作成するというところが、今までの日本にはなかったスタイルでした。
せいぜい3分から4分の曲が当たり前の時代、6分を超えるそれもディスコサウンドを手がけたところがピンク・レディープロジェクト並びにそれを歌唱した ミーとケイの凄いところなのだと思います。
時代は明らかにミーとケイの功績を機に変わろうとしていました。
日本という国の音楽的発展(いわゆるディスコサウンドやブラック的なものがメジャーに聴かれるようになったこと)にピンク・レディーが行った一連の活動は 絶対見逃せない事実だと言えると思います。

AMENIC(逆回転のシネマ)  (12インチ)


ピンク・レディーの12インチはアメリカ進出を機に数枚、作成されたが、解散前この曲を12インチで作成。とはとても素晴らしいことでした。
ご存知LastPretenderのカップリング曲AMENICです。
まさにマニアック。この12インチのカップリングがまた面白い。逆回転での収録です。
でも、逆回転でもそれなりに?聞けます??。それがこの曲のもっとも面白いところですね。
シングルのものより、倍近くの長さですが、けっこう好きな1枚です。
ピンク・レディーらしからぬイメージの曲ですが、こういった貴重な音源を残せたことも凄いことですよね。
「さよならはHELLO」がとても印象的ですが、解散を目前としたピンク・レディーのある種メッセージだったのでしょうか?
だって、またHELLOと再会できましたからね〜
最後のお遊びとも取れるAMENICのCD化ひょっとして近いかも?・・・

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